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キーボードは経費になる?仕事道具の経費の考え方

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仕事で使うキーボードやガジェットは、経費にできるのでしょうか。仕事のために使う分は、経費にできます。ただし、値段によって、経費にするやり方が変わります。この記事では、金額の基準と、仕事で使う割合の考え方を整理します。あわせて、よく使っているキーボードを2台紹介します。

「仕事道具ノート」について この記事は「仕事道具ノート」の入口です。仕事で使っている道具を、経費の考え方と合わせて、少しずつ紹介していきます。

値段で変わる、3つの扱い

取得価額が10万円未満なら、業務の用に供した年に、全額を経費にできます。10万円以上40万円未満は、青色申告をしている人が使える特例があり、40万円以上は少しずつ経費にします。

取得価額扱い(国税庁 No.2100)
10万円未満その取得に要した金額の全額を、業務の用に供した年分の必要経費にします
10万円以上40万円未満一定の要件を満たす青色申告者は、取得価額の合計のうち300万円に達するまでを、業務の用に供した年分の必要経費に算入できる特例があります。令和8年4月1日以後に取得した資産が対象です(令和8年3月31日までに取得した場合は、10万円以上30万円未満)。この特例は、令和11年3月31日までに取得したものが対象です
40万円以上その資産の使用可能期間(法定耐用年数)にわたって、分割して必要経費にします(減価償却)

経費の考え方の全体は「経費にできるものリスト」、勘定科目の目安は「勘定科目検索ツール」、節税の全体像は「個人事業主の節税チェックリスト」にまとめています。

仕事とプライベートで使うなら(家事按分)

自宅で、仕事と私用の両方に使う道具は、仕事に必要な部分だけが経費になります。国税庁では、家事上の費用は必要経費にならず、家事関連費のうち必要経費になるのは、取引の記録などに基づいて、業務遂行上直接必要であったことが明らかに区分できる場合のその区分できる金額に限られるとしています(No.2210)。

所得税基本通達45-2では、その支出する金額のうち業務の遂行上必要な部分が50%を超えるかどうかで判定し、必要な部分の金額が50%以下であっても、その必要である部分を明らかに区分することができる場合には、その必要である部分に相当する金額を必要経費に算入して差し支えないとされています。

たとえば、仕事と、趣味のゲームの両方に同じキーボードを使う場合、趣味のゲームに使う分は、業務の遂行上必要な部分ではないので、仕事の経費にはなりません。同じ価格の道具でも、どう使うかで扱いが変わります。使った時間や場面のメモなど、仕事に必要な部分を区分できる記録を残しておくことが大切です(筆者のすすめです)。

詳しくは「家事按分のやり方」にまとめています。

領収書と記録

買った日・金額・使い道を記録しておき(筆者のすすめです)、領収書などの書類は保存します。国税庁の案内では、青色申告の場合、領収証や預金通帳などの現金預金取引等関係書類は7年(前々年分の事業所得及び不動産所得の金額が300万円以下の場合は5年)、請求書などその他の書類は5年です。白色申告の場合は、業務に関して作成し、又は受領した請求書、納品書、送り状、領収書などの書類は5年です。

ネット通販の領収書など、電子データでやり取りした取引情報は、電子データのまま保存します。電子データの保存に代えて、出力した書面で保存することは認められていません(国税庁「電子帳簿保存法一問一答【電子取引関係】」)。

よく使っているキーボード2台

ここで紹介するのは、運営者がよく使っているキーボード2台です。2台とも、自分で購入したものです。メーカーや販売店から商品の提供は受けていません。REALFORCEには、楽天アフィリエイトの広告リンクを付けています。このリンクから購入されると、運営者に紹介料が入ることがあります。紹介料の有無は、記事の内容には影響させていません。仕様は、各公式ページで2026年10月17日に確認した内容です。価格は購入先や時期で変わるので、価格は購入先でご確認ください。

NuPhy Halo96 V2

REALFORCE GX1 Plus(X1PD21)

使い分けについて

高級キーボードと呼ばれるものを4台ほど持っていて、気分によって使い分けています。ロープロファイルより、通常の高さのほうが打鍵感が好みですが、これは好みの問題です。自宅で仕事をする人にとっては、気分に合わせて道具を変えることも、大事かもしれません。

2台とも、販売ページの表示は10万円未満です(2026年10月17日時点)。10万円未満の道具は、取得価額の全額を、業務の用に供した年の必要経費にする扱いです。ただし、仕事と私用の両方に使う場合は、仕事に必要な部分に限られます(前半の家事按分の考え方)。趣味のゲームに使う分は、仕事の経費にはなりません。

まとめ

仕事で使うキーボードは、仕事に必要な部分だけを経費にできます。値段の基準(10万円未満、10万円以上40万円未満)と、仕事に使う割合を区分できる記録を押さえておけば、迷いにくくなります。

ご注意 税制は改正されます。実際の判断は、税務署や税理士に確認してください。この記事は、一般的な情報の整理であり、特定の商品を勧めるものではありません。
主な出典

ここに挙げたのは主な参考資料であり、本文のすべての記述の根拠ではありません。制度や金額は改定されることがあります。最新の情報は、上記の公式ページでご確認ください。

確認日:2026年10月17日(国税庁の原文と、各製品の公式ページ・販売ページを開いて確認)