MONEY LEDGER・解説

初めての国民健康保険料の通知書で驚かないために

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通知書はいつ届くのか

国民健康保険料(自治体によっては「国民健康保険税」)の年間額を知らせる通知書は、自治体によって異なりますが、多くの自治体で6月ごろに届きます。前年の所得が確定してから計算されるため、確定申告を終えた数か月後、というタイミングになります。

通知書には、その年度(4月〜翌年3月)の年間保険料と、それを何回かに分けて納める納期(回数や時期は自治体によって異なります)が記載されています。1回あたりの金額だけを見て安心していると、年間総額を見て青ざめることになりがちです。まず年間額を確認してください。

会社を辞めた直後は「任意継続」との比較を 退職から一定期間内なら、それまでの健康保険を最長2年間続けられる「任意継続」を選べます。国保と任意継続のどちらが安いかは人によって違うので、退職時に両方の見積もりを取って比べておくと、1年目の負担を抑えられることがあります。

なぜ会社員のときより高く感じるのか

同じくらいの収入でも、会社員時代の健康保険料より重く感じる理由は主に3つです。

だいたいいくらになるのか

国保料は「医療分」「後期高齢者支援金分」「介護分(40〜64歳のみ)」の3つに分かれ、それぞれに前年の所得に応じた所得割と、加入者数に応じた均等割、世帯ごとの平等割(採用しない自治体もあり)が設定されています。料率は市区町村ごとに異なります。

正確な額は自治体の料率表で計算するしかありませんが、ざっくりした感覚としては次のようになります。

項目おおまかな目安
所得割前年の所得をもとに計算します。計算方法と料率は、自治体ごとの条例で決まります
均等割加入者1人あたりの定額 × 人数。金額は自治体ごとに異なります
年間上限(賦課限度額)上限があります。令和7年度は、医療分(基礎賦課分66万円と後期高齢者支援金等賦課分26万円の合計)92万円、介護納付金分17万円で、合計109万円です(厚生労働省)

実際の金額は、自治体の料率表で決まります。あくまで目安なので、当サイトのシミュレーターや自治体の窓口で試算してみてください。

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開業1年目・2年目に特に注意

タイミングのずれから、次のような「重い年」が生まれます。

「今年は稼げたから大丈夫」ではなく、「稼げた年の分は翌年に請求が来る」と考えて資金を残しておくのが安全です。

通知が来る前にやっておくこと

高くて払えないと思ったら

金額を見て払えないと感じたときは、滞納する前に市区町村の窓口に相談してください。次のような対応が用意されています。

放置すると延滞金が加算され、保険証が短期証・資格証明書に切り替わることもあります。事情を伝えて相談すれば、選べる道は広がります。

💻 所得を正しく計算することが保険料にも効く
国保料の所得割は、経費と青色申告特別控除を引いた後の所得で決まります。会計ソフトで記帳を正確にしておくことが、そのまま保険料の適正化につながります。
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📝 もっと詳しく知りたい方へ(note)
主な出典

ここに挙げたのは主な参考資料であり、本文のすべての記述の根拠ではありません。制度や金額は改定されることがあります。最新の情報は、上記の公式ページでご確認ください。

確認日:2026年10月16日